レギュレーション(7/13改訂)


(1)評価の対象

ミッション概要資料・事前プレゼン・実競技・事後プレゼンの4つによって評価されます。

a. ミッション概要資料

・『自分達が実施する予定のミッション』に関して、明確に記述してください。
  書式は自由ですが、「ミッションの目的および意味 / 意義」「缶サットの構造 / 仕組み」
  「期待される成果」等に関して述べてください。

b. 事前プレゼンテーション

・ミッション概要資料に基づき、各チーム10分程度で内容をまとめて口頭にて説明してください。
  プレゼンの上手さも評価の対象と成ります。

c. 実競技

実競技は以下の要領で実施します。

・高校生が自作した缶サット(模擬人工衛星)を、秋田大学創造生産工学コースが提供するモデルロケット
  または自作モデルロケットに搭載して打ち上げ、様々なミッションを実施します。
  (缶サットキャリアは今大会においてはロケット機体の一部となるため、
    ロケット本体と合わせて秋田大学創造生産工学コースで提供します。)

・缶サット本体は表1.「缶サットレギュレーション規定」に従って製作してください。
  打ち上げ前日及び打ち上げ直前の計測で規定外であることが確認された場合は失格となります。

                    表1.  缶サットレギュレーション規定

 

規定サイズ

備 考

外径

Φ66mm以下(1.2)

ビス等の部分的突起物は規定サイズから 3mm まで突出可

全長

123mm以下(3)

重量

270g以上300g以下

総重量(減速装置含む)

 

 

 










注1 例年、サイズがぎりぎりで入らないチームがあります。無理に詰め込むチームでは
        ロケットからの開放がうまくいかないケースが多くみられます。サイズには余裕を持って製作して下さい。

注2 一般的な350ml缶を筐体に使用することを推奨します。(φ66mm 全長122.2mm)
        なお、その際には缶側面にスイッチなどの突起物を設置しないように十分注意して制作して下さい。

注3   提供するロケットの缶サット搭載室の全長は 175mm ですので、減速装置を含めてこのサイズに余裕を持って
        収納できるようにして下さい。


・到達高度は80m程度を予定しています。

・機体は秋田大学創造生産工学コースオリジナルの設計、エンジンはC型3本クラスター方式で使用します。

・機体はエンジンを含め,秋田大学創造生産工学コースが提供します。
(各チーム1機分準備)

・安全性、公平性、運営上の観点から自作モデルロケットでの打ち上げは不可とし、運営主体から提供される機体を使用して打ち上げます。

・降下速度は 5 m/s以上で設計・制作してください。

・ロケットへの搭載準備完了は打上げ30分前を厳守してください。

・電源投入から回収までを考えた場合、1時間以上稼働出来ることが望ましいです。
(可能であれば事前に制作した缶サットにて連続稼働時間確認試験を行うことを強く推奨します。)

・各装置の電源ON或いは発射確認にはジャンパーピンの使用は認めません。
  あらかじめ全ての電源を入れた状態でロケットへの搭載を完了して下さい。
  (ロケット搭載時は係員の指示に従ってください。)

ミッションの都合上、やむをえずどうしてもタイマーの開始タイミング検出等のためにロケット機体や
 ランチャー(発射台)に接続や加工が必要な場合は、事前に(最終締め切り:7/31終日中)運営主体
 にご相談ください。(必ずしも希望には添えない場合があること、また、追加工をした場合は減点対象
 となることに注意して下さい)

・缶サット本体には、かならずパラシュートやストリーマなどの減速装置(回収機構)を取り付けてください。

・大会運営上の問題(天候条件や機器のトラブルなど)によりロケットへの搭載から打ち上げまでに予想を大幅に超える
  時間遅延があった場合は、運営主体とロケット打ち上げ責任者の判断により、缶サットの電池交換を認めます。

・ロケットへの搭載可否については運営によるレギュレーション審査を行った上で最終判断を下します。

・各チームに対しては、前日までに打ち上げ準備完了予定時刻(打ち上げ時間の10分前)を連絡します。
  その時刻に準備が完了していない(ロケットに搭載できていない)場合は失格と成ります。
  なお、打ち上げは、打ち上げ準備完了後(缶サット・ロケットともにトラブルがなかった場合)、
  約10分以内に実施します。

d. 事後プレゼンテーション

・事前の計画と比較し、実競技では何が出来て何が出来なかったのかを明示してください。

・また取得されたデータ等は、分かり易く表現してください。表現手法も評価の対象と成ります。

(2)全体の評価基準

斬新なアイデアを盛り込み、実施し、達成できたかを重視した審査を実施します。
従来のやり方に囚われない、オリジナリティの高いミッションであることも重要です。
一方でアイデアは従来通りでも、如何に確実に実現し達成できたかも評価の対象となります。

以下は評価される内容の例です。

・意義の高いミッションを設定し、実施できていること。

・ミッションにおいてデータ取得をする場合、複数データを組み合わせて複合的に解析ができていること。
(例えば、加速度と照度計や温度計のデータを組み合わせて、物理状況をきちんと再現できていること)

・ミッションで得られた情報の整合性に関しても踏み込んだ検証を行っていること。


※自作部品・既製品等、自由に使っていただいて問題ありません。 しかし缶サット競技では、
  「いかに高度な技術にチャレンジしているか」が一つの評価基準になります。
  そのため、既製品・安易な機器を使った場合は評価が低くなります。
  一方、必要以上に複雑な機器を使うこともマイナス評価の原因と成ります


注意事項

秋田大学創造生産工学コースが提供するロケットは、打上及び缶サットの放出を
100%保証するものではありません。従って缶サットの損傷等を含め全ての損害
に対して当コースがその責を負わないことに同意した場合にのみ、ロケットを提供
いたします。